先日は久しぶりに雨☂が降りましたね。
そして今朝はとても冷え込んだので、
あちこちに凍った水たまりが・・・。
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寒い時期といえば霜柱。
実は粘土質のところでは、地域を問わず
霜柱が立たないんですよ。
粘土質だと水分を土の中に蓄えられない
ので霜柱にならないのだそう。
土の保水性がいいとその水が寒さで
凍って霜柱になります。
つまり霜柱ができる土というのは
土の状態がいいという一つの
目安になりますね
もし庭の土に霜柱ができないのであれば
土の改良を試みてもいいかもしれません
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その時に化学肥料を使うと土壌微生物に
大きなダメージを与えてしまううえに
団粒構造が劣化してしまい硬い水はけの
悪い土になってミミズも棲まなくなってしまいます。
化学肥料の過剰な栄養で、糖分の多い植物に
なると、甘いもの好きのアブラムシやカイガラムシは
好んでやってきます
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また通勤や通学の途中で見かける霜柱は楽しいもの
ですが、実は困ったところも。
一番困ってしまうのは、農作物の根っこを浮き上がらせたり、
切ってしまうこと。農家の方はわらを敷いたりして、地表の
温度を下げない工夫をされています。
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ちょっと変わった霜柱を紹介。
シモバシラ(しそ科)という植物にできる霜柱(氷柱)。
枯れた茎のまわりに、さまざまな形の氷柱ができます。
まるで「花瓶」やお酒のとっくりのよう。
地上の茎や葉が枯れてしまっても、地中の根はまだ
生きていて、根から吸い上げられた水分が、枯れた茎から
しみ出して凍ったものなんです。
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